琵琶湖バス釣りブログ

バス釣り初心者向けにライトリグでの釣り方を紹介しています。

ミドスト入門!!

 
最近バス釣りを始めたけど、なかなか思うように釣れなくて悩んでいませんか?
そんなバス釣り初心者のあなたに、ミドストについて詳しく解説します。
ミドストでバスが釣れるようになるまでを一緒に目指して行きましょう。
 
ミドストとは?
 
ジグヘッドリグにボディが扁平(へんぺい)な専用ワームをセットして、シェイクしながら中層を泳がせるテクニックで、ミッドストローリングを略してミドストと呼びます。
水中でうまくラインスラック(たるみ)をコントロールして操作すると、ボディが左右にパタパタと倒れるロールの動きが出せて、その動きを小魚に似せたライトリグの1つです。
基本は、クリアウォーターの水深2m程まで攻めるのに使い、年中使えますが冬から春にかけて小魚をメインベイトとしている時期に使うと効果的です。
 
ミドストで用意するモノは? 
 
ミドストで用意するモノは、以下の二つです。
①扁平型の専用ワーム
②ジグヘッド(シンカー付きのフック)
の2種類です。
それぞれ、詳しく解説していきます。
 
ミドストで使うワームは?
 
ミドストで使うワームは、主に扁平型(へんぺいがた)のリーチ系ワームを選びましょう。
ミドストは、左右にパタパタ倒れながらローリングアクションをさせるので、薄い扁平型の小魚に似せたワームがオススメです。
サイズはなるべくエサとなるベイトのサイズに合わせましょう。
ワカサギや稚アユのサイズは、6cm前後なので2.8インチ(約7cm)を主に使用し、アピール力を高めたい時は、4インチ(約10cm)もオススメです。
 
 
DSTYLE(ディスタイル) ヴィローラ 4インチ
 
ミドストで使うジグヘッドは?
 
次に、ミドストで使うジグヘッド(フックとシンカーが一体となったモノ)を選びましょう。
基本的にオープンウォーターの中層で使用する事が多いのですが、カバーありでワームキーパーのついているタイプがおすすめです。
 
ザップ こちょこちょヘッドアイガード
 
ワームキーパーは上の画像のフックの下の部分についている返しで、この返しがある事で、ワームがズレるのを防いでくれます。
返しが無いタイプだとキャスト時にワームがずれる事が多く、ずれると良い動きをしなくなるで、必ずついているタイプを選びましょう!!
 
ミドストで使うジグヘッドの重さは?
 
次に、ミドストで使うジグヘッドの重さを選択しましょう。
主に使用するのは、0.9g、1.3g、1.8gの3種類を用意すると、使用する水深に合わせやすくなります。
・水深 ~1mで使用する場合は、0.9gを選択
・水深 1~2mで使用する場合は、1.3gを選択(おすすめ!!)
・水深 ~2mで使用する場合は、1.8gを選択
2mより深い所をミドストさせる時は、ダウンショットリグの中層泳がせがおすすめです。(落とすまでに時間がかかるため)
またミドストは、バスの目線から上にくるようにするのがコツです!!
(バスが3mレンジにいる時は、2mレンジを通す)
 
ミドストの結び方とは?
 
ミドストで使うジグヘッドと専用ワームが用意出来たら実際にリグってみましょう。
①フックにリアル系ワームを取り付ける
 ※フックの軸がワームの上寄りを通るようにセットするとロールさせやすい
 
☟セットするとこんな感じ!!
中心線より上側の赤線部分にフックをセットしましょう。
ミドストの動きが良くなります。
 
ヴィローラ4インチ+1.3gジグヘッド 
 
②フックにラインを結ぶ
ラインブレイクが少なくおすすめのノット(結び方)は、パロマーノットです。
最初は難しく感じるかと思いますが、釣れたと思ったらラインが切れた...みたいな悔しい思いをする事が少なくなります。
是非、覚えましょう!!
 
ミドストの使い所は?
 
ミドストは、使用するジグヘッドの重さで約2mレンジまでで使用します。
使用するタイミングが、冬や春といったメインベイトが小魚の時期に使用する事が多いのですが1年中使用することが可能です。
ただし、ミノーやシャッドほどバスを寄せる力はないので基本はクリアウォーターで使用します。
 
①浅いリップラップや消波ブロックの上をトレースする
②冬のワカサギや春の稚鮎が集まりやすい川の河口や水が流れ込むところ
 
以上がメインの使い所となります!!
 
ミドストの動かし方は?
 
ミドストの使い所が分かったら次に動かし方を学びましょう。
 
①キャストしたらティップを正面少し横に傾けて、ラインとロッドに角度をつけてシェイクし始めます。
②ラインをピンと張らずにリズミカルに軽く弾くようにロッドワークを加える。
 
※重要ポイント
①ラインを張るとワームが立つ
②ラインを緩めるとワームが寝る
①ラインを張るとワームが立つ
②ラインを緩めるとワームが寝る
①と②のメリハリをしっかりつけることが重要です。
 
ラインの張り方やシェイクの幅によって上手くミドストしていない場合が多いので、最初は足元で動きを確かめてみましょう!!
 
ミドストのオススメ動画は?
 
最後に青木大介プロがミドストのロッドアクションを解説してくれている動画がありますので、参考に見てみてください!!
ミドストの水中での動きを見てみると、ラインスラックの取り方やシェイクのテンポが重要な事がわかります。
 
以上、ミドスト入門でした!!
ミドストは、冬から春にかけて小魚をメインベイトにしている時に最も威力を発揮します。
今までミドストを使った事がない人は是非、この記事を読んで使ってみて下さい。
釣れなかったバスが必ず釣れる様になりますよ。