琵琶湖バス釣りブログ

バス釣り初心者向けにライトリグでの釣り方を紹介しています。

ネコリグ入門!!

 
最近バス釣りを始めたけど、なかなか思うように釣れなくて悩んでいませんか?
そんなバス釣り初心者のあなたに、ネコリグについて詳しく解説します。
ネコリグについて学び、ネコリグでバスが釣れるようになるまでを一緒に目指して行きましょう!!
 
ネコリグとは?
 
ネコリグとは、ポイントのバスを根こそぎ釣ることが出来るくらい釣れるリグで、ネコソギリグを略してネコリグといいます。
ストレートワームの一端にネイルシンカー(細長い重り)を差し込み、マスバリをワームのセンター付近に掛けて使います。
ネコリグの基本的な使い方は、キャストしたらボトムまで落とします。
ボトムを感じながらシェイクして動かし、ボトムをトレース(はわせる)させてバスを誘います。
 
ネコリグに必要なモノは?
 
ネコリグに必要なモノは、以下の4つです。
①ストレートワーム(比重が軽いタイプ)
②ワームプロテクト(あってもなくてもOK)
③ネイルシンカー
④マスバリ
それぞれ簡単に説明していきます。
 
ネコリグにオススメのワームは?
 
①ストレートワームを選ぶ
ネコリグは、基本的にストレートワームを使います。
比重があるタイプは、自発的な動きを活かす時には友好的ですが、ネコリグの様に常にシェイクして動かす場合は向きません。
その為、比重が少ないネコリグ専用のストレートワームを選択しましょう。
 
まずは、ストレートワームのサイズを選びます。
基本的なサイズは、4.8インチ。
食わせを重視する場合は、小ぶりなサイズの3.8インチを選択。
琵琶湖やアピール力を高めたい時は5.8インチを選択しましょう。
カラーは、悩んだらグリパン系がおすすめです!!
 
DSTYLE(ディスタイル) トルキーストレート
 
ネコリグに使うワームプロテクトとは?
 
②ワームプロテクトを選ぶ
ストレートワームが用意出来たら、次にワームプロテクトを選びましょう。
ワームプロテクトは、ワームに直接フックを付けると実切れが早く、キャスト時にワームだけ飛んで行ってしまうのを防ぐ為のモノです。
ストレートワームとセットで用意しましょう。(必ずではないですけどね…)
 
 
ワームサイズに合わせてチューブ径を選びましょう。
・3.8インチのワームは、4mmを選択
・4.8インチのワームは、5mmを選択
・5.8インチのワームは、6mmを選択
サイズは、径が細すぎても太すぎてもよくありません。
使うワームによってサイズを使い分けましょう!!
 
ネコリグに使うネイルシンカーは?
 
 ③ネイルシンカーを選ぶ
次は、ネイルシンカー(細長い重り)を選びましょう。
ネイルシンカーは、ストレートワームの先に差し込むので、ドリルのような形が特徴的です。
挿入しやすいタイプや、抜けにくいタイプがあるので詳しく見ていきましょう。
 
☟返しが少なくワームに挿入しやすいが、ホールド力は弱いタイプ
シンプルな形でワームに挿入しやすそうですよね。
ワームに差し込んだ時も、ワームの実切れを最小限に抑える事が出来ます。
 
☟返しが大きく抜けにくい反面、挿入時にワームを損傷させやすいタイプ
返しが上のタイプと比べて大きいので抜けにくい特徴があります。
ただ重さを大きくするとサイズも大きくなり差し込みにくくなる特徴があります。
 
ネコリグで使うネイルシンカーの重さは?
 
次に重さを選びましょう!!
使用する重さは、ネコリグを使う水深に合わせる事としっかりボトムを感じられるかで選択しましょう。
基準となる重さは、0.9gですが、1.3g、1.8gくらいまで用意する事をおすすめします。
 
・水深0〜1mを攻める場合は、0.9gを選択します。
・水深1〜3mを攻める場合は、1.3gを選択します。
・水深3〜6mを攻める場合は、1.8gを選択します。
 
※あくまで参考の重さです。ボトムを感じられない時や風が強い時は、1サイズ重いネイルシンカーを選択しましょう。
 
ネコリグで使うフックの種類は?
 
④フックを選ぶ
最後にワームプロテクトに引っ掛けて使用するフックを選びましょう。
主に使うのは、普通のマスバリです。
引っかかる場合は、ガード付きのマスバリを選択しましょう。
 ・マスバリ
 
オープンウォーターで使用する場合はこちらを選ぶ
(#6・#5番あたりのサイズを良く使用します)
 
ネコリグの結び方は?
 
ネコリグで使う4つのモノが用意出来たら次は、ネコリグの結び方について学んでいきましょう。
実際に釣り場で、セットする順番で説明します。
 
①使うストレートワームを選ぶ
DSTYLE トルキーストレート3.8インチ
 
②ストレートワームにワームプロテクトをセットする
(最初からセットしておいてもOK)
 
ワームプロテクトをプライヤーの先にはめて広げます。
ワームの細い方からゆっくり入れていきます。
トルキーストレートは、凹みがあるので一番上の所までワームキーパーが来たらプライヤーから外します。
 
③ストレートワームの先端にネイルシンカーを差し込む(水深1mくらいだから0.9g)
 ※先は少し出てても全部埋め込んでもOKです。
ネイルシンカーをワームの先に刺しこみ、ゆっくり押し込みます。
なるべく真っすぐ刺しこみましょう!!
少し見えるくらいまで刺しこめたら完成!!

④フック(マスバリ)にラインを結ぶ(フックサイズは#5番)
ラインブレイクが少なくおすすめのノット(結び方)はパロマーノットです。
最初は難しく感じるかと思いますが、釣れたと思ったらラインが切れた・・・みたいな悔しい思いをする事が少なくなります。
ぜひ、覚えましょう!! 
 
⑤ワームプロテクトにフックを引っ掛けて取り付ける
 
ネイルシンカーが刺さっている側を下にしてワームキーパーの下から上に向かってフックを付けます。
フックのベント(少し曲がった場所にフックキーパーが来るようにセットしたら、完成!!
これでネコリグがリグれますね!!

以上がネコリグの簡単な結び方になります。
 
ネコリグの使い所は?
 
ネコリグを結べるようになったら次にどういった場所でネコリグを使うのか考えて行きましょう。
ネコリグは、ボトムに素早く落として、シェイクしながら横に動かして使うことです。
なので、少し水深があってボトムに障害物(引っかかるモノ)やブレイクがある所で使用するのがおすすめです。
おかっぱりの人は、岸際を平行に探ったり、周りにカバーが無い場合は、ブレイクや水中の障害物を探すのも一つの使い方です。
 
ネコリグの動かし方は?
 
次にネコリグの動かし方を、紹介します。
①キャストしたらボトムまで落とす。
②ボトムまで落ちたのを確認したらボトムから離れない様に竿先を下に向けて5cm間隔でシェイクしながら横移動させる。(常に動かし続けます)
※ボトムまでワームが落ちたかの確認方法は、ラインが沈まなくなるかです。
沈んでる途中は見えてるラインが奥に引っ張られるように進んでいき、ボトムに着いたら止まります。
③動かしてる途中でネコリグが動かなくなった時は、バスが口に含んだ時なので余分なラインを巻取り
④横や上にフッキングする
 
ネコリグのロッドアクション解説動画
 
青木大介プロが、ボトム付近で使うライトリグ(スモラバ、ネコリグ、ジグヘッドワッキー、ダウンショットリグ)のロッドアクションを解説しています。
是非、見て参考にしてください。
参考にするポイント!!
①ボトムを取る為に体の前でロッドを寝かせてシェイクする
②ブレイクなどでネコリグが浮いてしまった場合の操作
③シェイクの仕方は、ラインを張ったり緩めたりを繰り返す(感覚としては張った時にルアーの重みを感じたら緩めるを繰り返す)
 
 
以上、『ネコリグ入門!!』でした。
ネコリグは、ボトムの障害物を回避しながらトレースする事が得意なルアーです。
ボトムに障害物がある場合は、バスが潜んでいる事が多いので今までネコリグを使った事がない人は是非、この記事を読んで使ってみて下さい。
釣れなかったバスが必ず釣れる様になりますよ!!